2016/04/22

レヴェナント ー蘇りし者ー

待ちに待った「レヴェナント」。


公開初日の朝一番に観たという、私の気合いの入りっぷりが伝わりますか。

凄まじかった。
どのような凄まじさかと言うと、あんなに最初から最後までポップコーン食べる気にならなくて全残しした映画は初めてかというくらいの凄まじさ。

死と直面した時に顕れる、
人の本性。そして、生命力。

人間に生まれたくなかったと思うほどの醜さも。
大切なものを奪われた時の怒りの、神々しさすら覚える美しさも。

きれいごと、一切なし。
容赦なく、描き倒されてた。

後から知ったけど、監督が「バベル」と同じ人だというのを聞いて、納得。

登場人物それぞれの背景に垣間見える、終わりなき無限の循環を捉えた時、

もう誰のせいでもないし、どこに何を以ってしても落としどころのない事実に、ただただ立ち尽くすしかないという。

あの、嫌〜な感じが「バベル」と被るところがあった。

この映画を観て、「復讐心からは何も生まれません。相手を許すことです」なんて言えますか。
例え、神様仏様がそう言ったとしても、私は絶対に言えません。

あ、それと。
もう熊が怖くて森の中には行けません。