2016/05/05

名もなき戦士の祈りのうた

『無名兵士の祈り』作者不明(無名の南軍兵士)

大きなことを成し遂げる為に
力を与えて欲しいと神に求めたのに
謙虚さを学ぶようにと
弱さを授かった

偉大なことができるように健康を求めたのに
より良きことをするようにと
病気をたまわった

幸せになろうと富を求めたのに
賢明であるようにと
貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと
失敗を授かった
人生を享受しようとしてあらゆるものを求めたのに
求めたものはひとつとして
与えられなかったが
願いはすべて聞きとどけられた
神の意にそわぬ者であるにもかかわらず
心の中の言い表せない祈りは
すべて叶えられた
私はもっとも豊かに祝福されたのだ

〜英語原文〜
I asked God for strength, that I might achieve.
I was made weak, that I might learn humbly to obey...
I asked for health, that I might do great things.
I was given infirmity, that I might do better things...
I asked for riches, that I might be happy.
I was given poverty, that I might be wise...
I asked for power, that I might have the praise of men.
I was given weakness, that I might feel the need of God...
I asked for all things, that I might enjoy life.
I was given life, that I might enjoy all things...
I got nothing I asked for - but everything I had hoped for;
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
I am, among men, most richly blessed! 
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白鳥哲監督の映画「祈り」の中で引用されていた詩。
私はこの詩を一生忘れないと、忘れたくないと思った。
「願いが叶う」とはよく言うけれど、人が願うことなんて、きっとたかが知れている。
本当に望むものは、いつどんな時も、もうすでに与えられていたのだと気づくには、あとどれぐらい時間がかかるかな。

名もなき戦士は、きっと今もいっぱいいて、私たちのために知らないところで戦っているんだろう。