食生活について〜主人編〜


無趣味とはいえ食べることはいつも楽しんでいるなぁ、そういえば!


毎日一緒にいる主人と「今日のお昼は何食べる?」って毎日同じ会話してますが飽きないし楽しいです。


(写真は、大好きなパンケーキ屋さんに行った時)



食事と言えば妊娠中、こんなことがありました。


ある日、長女のリクエストでお昼ご飯に回転寿司屋さんへ行ったのですが、マグロを始めとした大魚や一部の魚介や生モノなどは妊娠中避けるべきとされているので、その時妊婦だった私は納豆巻きや玉子などを食べていました。


すると主人も一緒に、私と同じように大魚や魚介や生モノを一切食べずにいてくれました。


その姿を見て私は、

「えぇ!そこまでしてくれなくて全然良いよ〜、私なりに今は食べられるものだけを楽しめているから大丈夫よ!」

と反射的に言ったのですが、少し考えたらそのことの重要性がわかってきました。


命懸けの出産やそれに伴う長期的な身体と心の変化を一手に引き受けるのは女性です。

それを分け合うことのできない男性は、せめてその他の部分で女性と同じ想いをして、バランスを取らないとと。


思い直した私は主人のその行動を有り難く受け取り、2人はお寿司屋さんに来たにも関わらず一切のお魚を食べずにその日は帰りました。


妊娠中の食事関連ですと主人はこれ以外にも、アルコールはもちろんのこと(何かあった時いつでも車を出せるようにと全期間で一切飲まなかった)、コーヒーや甘い物まで、私が制限する時は共にしてくれていました。


これは前回のブログで書いた、


・愛することとは努力すること

・愛することへの努力や熱意が同じくらいの分量であること


ということの、主人がしてくれた具体的な実践の一例です。


一見、些細な事柄に思えますが、こういったことの積み重ねが後々の子育てなどに大きな影響をもたらすのだと思います。


今私が不満なく日々喜びを持って子育てできているのは、これまでの主人のこのような態度のおかげです。


同時に、こういった好意をきちんと受け取れる自分で良かったなと思います。

以前の私だったら申し訳ない気持ちが先行して受け取れなかったと思います。



そういえば以前、奥様が妊娠中だという、とある男性が洋輔先生のレッスンを受けに来られた時がありました。


「趣味のテニスもやめて、たまに付き合いで飲みに行くというのもやめましょう」


その男性生徒さんにこのように言った先生の言葉を受け私は、

「え!厳しい...

と思っていました。


なぜなら、当時の私は今よりも自尊心が低かったため、自分のために誰かが何かを犠牲にしてくれることが申し訳なく、そのことにかえって気を遣ってしまい居心地が悪かったからです。


ですが今は先生の言葉の意味がやっとわかります。


むしろ、こんなふうに愛することの具体的な方法を教えてくれる先生がこの世界に存在してくれて、本当に有り難いなと思います。



社会での成功、名誉、地位、それらを手に入れる方法論などがたくさんあるけれど、

人が人を愛することや、愛という目に見えないものを目に見える形で表す方法を学ぶほうが、人として優先であるべきではないでしょうか。


特に妊娠出産子育てというステージに入った時、パートナーと良好な関係性を作るのにはこれまでより努力が必要に思います。


どうか、もっとそういったことに世の中が注目して!といつも願っています。

そのために、最も身近にいるお手本のような人のことをこうして書いてみました。


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